こんにちは!
現役進学予備校ドリーム・チームの鈴木です。
本日は、これからの働き方についての話をしていきたいと思います。
仕事をすることは生活に直結することであり、避けては通れません。
そんな中で、これから社会人になる皆さんにお聞きしたいことがあります。
それが「これからの働き方」についてです。
高校生の皆さんは、これからの働き方について、周りの大人の方々にアドバイスをもらうと思います。
しかし、現在40代50代の人たちと、高校生の人たちでは、働く環境が変わっています。
ここを理解していないと、大変なことになるかもしれないんですね。
その辺りについての解説を本日は行っていこうと思います。
それでは始めますっ!
日本での従来の働き方はどこから始まった?
日本の働き方の基本は「終身雇用」というものです。
一つの会社でずっと働き続けるという、現状でも世間で一番安定していると言われる働き方ですね。
ちなみに、日本で終身雇用が始まったのは、いつからかご存じですか?
実は第二次世界大戦後の日本において始まったものなのです。
かなり最近ですね。
この当時の日本は、アメリカを見ながら成長していきます。
そう、この当時のアメリカで行われていたのが、今の日本で行われている終身雇用制だったのです。
大企業に勤め、年功序列で給与が増え、自宅を購入し便利な家電に包まれて生活する。
この生活様式に強烈な憧れを感じ、日本はその方向へと舵を切っていくことになったのです。
実はまだ始まってから100年も経っていないものだったんです。
そして、アメリカについて話を進めると、以前もお話ししたように、終身雇用制は崩壊へと進んでいきました。
そして、現状はジョブ型雇用が大きく導入されています。
とまぁ、アメリカが進んだように日本も進んでいくというのは以前からよく言われることです。
よってこの従来型の働き方については、間違いなく崩壊すると考えられます。
変わる可能性の高い日本の働き方の常識
では、今の日本の常識で大きく変わっていくだろう項目について挙げていきます。
①雇用形態による賃金の格差
現状の日本は、雇用形態によって同じ仕事を行っていても給与が異なっているという状況が発生しています。
派遣社員や契約社員の問題ですね。
専門性が必要な職種では起こりにくいのですが、専門性がそれほど必要の無い職種でよく発生します。
例えば、企業の総務。
総務といえば、備品管理などが主な仕事になりますが、これに特別なスキルは特に必要ありません。
従って、多くの企業で派遣社員や契約社員が使われているケースが多いのです。
ちっとも仕事の出来ない若手正社員に、契約社員のベテランが仕事を教えたり、フォローしたりする。
しかし給与は若手正社員の方が上。。。
このような状況が、世の中には溢れかえっているわけです。
しかし、この流れは確実に変わります。
2020年4月より、国も同一労働同一賃金を導入するようルールを変更しております。
よって、雇用形態では無くて、個々の専門性が問われる時代へと変化します。
正社員であっても仕事が出来なければ、いつまでも安い賃金で働き続ける。。。
そんな時代がすぐそこまで来ているのかもしれません。
まぁ、当たり前っちゃあ、当たり前のことですけどね😅
②労働時間が長い人がエライ
続いてがこれ。
最近はかなり減ってきたように言われていますが、それでも未だに根強く残っている認識です。
長時間働くことが会社への忠誠心を表す指標となる。
「最近は違うよ~」
と言われるようになって、何年経つのかなぁ?と思います😓
未だ未だ根強く残っていますね。
しかし、成果を元に全てを考える形になると、勤務時間は特に関係が無くなります。
長時間労働が常態化しており、ブラック企業と言われている会社が、未だに社会問題になりますが、
これも間もなく淘汰されていくのでは無いでしょうか。
ようやく普通の状況になりますね😄
③定年制・再雇用について
年齢でこれ以上の雇用はしません!定年です!
というのが日本における常識で、未だに残っている文化です。
しかし、欧米では既に滅んだ考え方であり、禁止されている国も多々あります。
例えばアメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアでは、既に定年制は禁止されています。
そんな中で、日本もドンドン定年の年齢が上昇していますね。
定年制について考えてみると、
A.公的年金が充実している国では、定年上昇が問題視される
これはスイスなどでいわれていることです。公的年金が充実しているので、年金生活を予定通り始めたいという意見の人々が多いようです。
いつまでこのような状況が続くのかなぁ?と不思議には思いますが、税金の高さから考えてもしばらくは大丈夫なのでしょうか。
B.ベテラン労働者不足に悩んでいる
これはアジアの国々に多くある問題で、経済成長に伴いベテラン労働者不足が深刻となっているようです。
そのため、シンガポールや台湾、中国などで定年制の延長が進んでいます。
日本でも製造業の分野で同じ問題が叫ばれていますね。
今のままでは、匠の技は滅びてしまう。。。😓
時代の流れで片付けられる問題ではないように感じます。
まとめ
以上、これからの働き方について解説を行いました。
しかし、本当にこれからの働き方というのは、大きな意識改革が必要だと思います。
ジョブ型雇用が進めば、間違いなく専門家が多く必要とされる時代になります。
自分の得意を伸ばすことを常に意識すること。
これが今後の勝ち筋なのは間違いありません。
「何でも屋(ゼネラリスト)」ではなく、「スペシャリスト」を目指す!
めちゃくちゃ大切なこれからの常識ですので、絶対に覚えておいて下さい。
大学受験が終わったらすぐにその事を意識していきましょう。
その上で忘れちゃダメなことが1つ。
失敗しても大丈夫だし、職種すら変更可能である!
これも忘れちゃダメですよ。
現状は間違いなく過渡期です。
その事を理解した上で、積極的に先回りをしていきましょう。
それではまたっ!
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