【世界史】先入観に注意! 宗教についてのお話

2021 7/23
【世界史】先入観に注意! 宗教についてのお話
ドリ太郎
ドリ太郎

先生! ラマダンって何ですか??

イスラム教の話ですね。ラマダンとは一年のうち約1ヶ月間、断食を行う習慣のことです。

鈴木先生
鈴木先生
ドリ太郎
ドリ太郎

うげぇーーそれってめっちゃ大変じゃないんですか。。。😅

もちろん楽なことじゃありません。しかし、イスラム教徒にとって、とても大切な行事ですよ😊

鈴木先生
鈴木先生
ドリ太郎
ドリ太郎

僕にはよくわからないや😓

これからの時代、日本は少子化になりますので、そんな風に他人事では済まなくなりますよ。外国人の方々と異文化コミュニケーションは必須になると思われます。

鈴木先生
鈴木先生
ドリ太郎
ドリ太郎

そっかぁ。。。じゃあ、僕もしっかり勉強しないとなぁ~!!

そうですね😊 自分の感覚だけで生きていると異文化コミュニケーションは難しいものです。今回は異文化コミュニケーションの代表である宗教の話をしますね。

鈴木先生
鈴木先生
ドリ太郎
ドリ太郎

はい! 先生よろしくお願いします😄


みなさん、こんにちは!

現役進学予備校ドリーム・チームの鈴木です。

本日は宗教についてのお話をしてみようと思います。

日頃生活をしていると特に気にならないことですが、我々は非常に面白いことを行っています。

それは「お寺」と「神社」の両方にお参りに行くことです。

外国人の方々からすれば、非常に奇妙なことです。でも、我々は何も感じませんよね。

これって我々の今の文化になっているからなのです。他人と理解を深め合うためには、この文化というものを理解することが必要不可欠なんです。

その文化の中で、最たるものが宗教。

私もそうですが、日本人って宗教活動に熱心じゃ無い人が多いですよね。

しかし、これから始まる国際化社会では、そんなことを言ってられないんです。

宗教を軽んじると、確実に揉める原因になります。

そのようにならないためにも、今回は軽めに宗教について解説を行いますから、興味をもたれた方は、是非ともご自身で調べてみて下さい😄

それでは始めますっ!

目次

宗教について

Religion vector illustration. Flat tiny symbolic element collection set persons concept. Theology study and knowledge about christianity, islam and muslim ethnic heritage. Global mythology education.

なぜ宗教って出来たのだろう?

まず宗教って何で出来たのでしょうか。

確実な理由が定義されているわけではありませんので、あくまで私の憶測ですが、

昔って辛いことが今とは比べものにならないくらいに多かったんです。

そもそも、人間は不完全なサルとして生まれたわけです。外敵は強く、食料を手に入れることは困難。

こんな状況って「生きていくことが辛い・・・」って感じてしまうに十分すぎると思われます。

私たちは今でも何か怖いことがあったりすると、何かにすがろうとしますよね。

「神様!! 仏様!! 助けて!!」

みたいなやつです。

宗教とは、そういう気持ちから生まれたんじゃないかなぁと私は考えています。

強い力を持った人には、助けて欲しくなるじゃないですか。

それが人知を越えた存在なら余計にそうです。

そして、祈っている間は、苦しみを少しだけでも和らげることが出来る。

そりゃ、祈りますよね。

これが宗教が誕生した理由だと思います。

宗教の役割について

宗教の役割は、世界的にも共通していると思います。

それは「人をまとめるためのもの」ということです。

例えば、意見が同じ人とは仲良くなれますよね?

要するに、同じ神を信じている人同士は、仲良くなることが出来るために、国としてまとまりやすいんです。

日本でも奈良時代に仏教を使って国をまとめられました。

ローマ帝国はキリスト教を使って国をまとめていきました。

アラビア地域では、イスラム教によって国がまとまっていきました。

よって、このことを理解していないと、本当に怖いことが起きます。

特に我々現代の日本人は宗教をさほど重んじていない人が大勢居ます。

従って発言の仕方を間違えてしまうことで、信仰に厚い方と軋轢を生じる可能性があります。

この点は十分に気をつけたいところですね。

イスラム教・キリスト教・仏教について

では、各宗教について軽く触れていきます。

詳細について説明されているページは多数ありますので、詳細はそれらのブログや書籍にお任せするとして、

私は表面的な部分の解説を行いたいと思います。

イスラム教について

最初にイスラム教です。

≪イスラム教≫
神:アッラー(唯一神)
経典:クルアーン(コーラン)
イスラム教には、日常生活をすべて支配するという考え方がある。日本人からするとちょっと厳しい宗教。
しかし、イスラム教徒にとっては当たり前のルール。例えば「困っている人は助ける」みたいな感覚。

なんでこのような日本人にしてみたら厳しいなぁと感じるようなルールがある宗教が流行ったか?

あくまで私の憶測ですが、多分環境の問題が大いにあると思います。

アラビア地域というのは、砂漠気候の地域が多いんですよね。要するに、水や食料が豊富にないってことなんです。

豚が神様=豚を飼育しちゃダメ。それは豚が牛や羊と違って乳をほとんど出さない動物だから。

お酒は飲んじゃダメ=お酒を飲むとたくさん水が飲みたくなるから。だからお酒を禁止した。

とまぁ、このようにこの地域で生活を営むためには、必要なルールだったように感じます。

うまいことなってるなぁと感じます。

キリスト教について

≪キリスト教≫
神:キリスト(唯一神)
経典:聖書
モーゼの十戒を守る生活。日曜日に礼拝を行う。などなど。

キリスト教が広がっていった理由は、ヨーロッパで昔からあった「階級問題」に対して有効だったからだと思います。

神の前では皆平等って考え方は、階級が低い人らにとっては、本当にありがたいものだったのでしょう。

だからこそ、ローマは昔多神教だったにも関わらず、キリスト教は広がっていって、国を平定させるためには、

キリスト教を国教とするのが良いという状況にまで変化していきました。

宗教の力ってすごいですよね。

元々ヨーロッパ地域って、日本と違って食料が豊かでは無かったということも理由にあると思います。

日本は倒した相手を配下に入れますが、この地域は倒した相手は原則生かしてはおかないですからね。

そのような状況の違いが、キリスト教を広げることに繋がったのでしょう

仏教について

≪仏教≫
神:仏(多神教?)
経典:たくさんある(一切経七千余巻)
人が本当の幸せになるための教え。様々な種類のもがある。

仏教はたくさんの種類があるものです。

そして種類によって、その教えの強さは結構異なります。(禅宗って座禅とかありますが、お経を唱えたらOK!ってものもあります)

しかし、基本は「人が本当の幸せになるための方法」ということは共通しています。

この世は諸行無常の世界。ずっと苦しいんです。

そこからの脱出方法の教えが仏教です。(詳細は思いっきり省略)

日本で仏教が流行ったのは奈良時代。この頃って疫病が流行っていたんですよね。

だからこそ、苦しみから抜け出すための教えを説く仏教が流行ったのでは無いでしょうか。

信仰自体は必要?不必要?

人は多かれ少なかれ、誰かの力を借りて生きている人ばかりです。

そのような人間には、すがる何かが必要なのは必然では無いでしょうか。

とはいえ、特定の宗教を信じるかどうかは、その人次第だと思います。

だからこそ、信じている人に対して、その事を否定することは絶対にあってはなりません。

他人を尊重すること。他人に興味を持つこと。

異文化コミュニケーションにおいては、このスタンスは絶対に必要なものです。

従って、信仰の有無自体を検討するのではなく、人それぞれの意思を尊重することを大切にしたいですね。

まとめ

人の考え方を勉強していくと、絶対に宗教にぶつかります。

昔から多くの人に信仰されている宗教は、軽々しく捉えては絶対にいけないもの。

他人を知る上でも大切な知識になります。

そして、自分自身の考え方の幅を広げるのにも重要な役割を果たします。

自分自身が何を信じるかはさておき、他人を理解するための大切な知識として

宗教について、より学んでいくことをオススメします!

異文化コミュニケーションが出来る人になろう😄

それではまたっ!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
高校生専門の個別指導塾です。
現役合格にトコトンこだわります。
京大・阪大・神大等の難関大指導に対応!
一人ひとりに適したカリキュラム・勉強法を
ご提案します。

現役進学予備校ドリーム・チーム
吹田本部校(山田高校のすぐ側です)
〒565-0821 大阪府吹田市山田東2-30-12
ロイヤルハイツトクモト1F
TEL:06-6876-2511
mail:yh-info@dr-t-eam.jp

現役進学予備校ドリーム・チーム
寝屋川本部校(寝屋川市駅すぐ!)
〒572-0838 大阪府寝屋川市八坂町14-17
信越ビル2F
TEL:072-812-1077
mail:ngh-info@dr-t-eam.jp
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次
閉じる