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先生!! クラブ活動が激しすぎて、家に帰ると着かれて寝ちゃうんです。。。そのせいで、勉強が思うように全く出来ません。。。😢
あーーー高校生のあるあるの悩みですね。高校生のクラブ活動は、部ごとに全然異なりますからね。昔からずっとある悩みの1つです。
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えーーーそうなんですね! どうしたらいいのか、全く分からなくて本当に困り果ててます。。。クラブを辞めようか。。。勉強を諦めようか。。。
答えを出すことが本当に難しいと思いますので、先生の今までの経験談を話してみようと思います。参考になれば幸いですが、、、
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やった! 先生の話って大好き!😊
こんにちは!
現役進学予備校ドリーム・チームの鈴木です。
うちのある生徒が上記の内容で悩んでいたため、今回は「クラブ活動と勉強の両立」について解説をしていこうと思います。
簡単に意見がまとまるものではありませんので、今までの事例を話していこうと思います。
それでは始めます!
クラブ活動を優先した事例
まず最初に、私が今から話をする内容は、あくまで私の経験に基づくものです。絶対的な解答であはありませんので、その点は悪しからず。こういう判断をした人が居たんだなぁという気持ちでお聞き頂けると幸いです。
野球に青春を捧げたM君
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このM君は中学時代から野球に取り組んでおり、勉強についても優秀な成績を収めていました。公立の中で、野球も盛んで進学実績も良い高校を目指し、見事にその高校へ進学を果たします。
ちなみにこの高校、大阪府下でも1,2を争う人気校です。(ここまで言うと分かる人は分かるかな)
そうしてM君は、そのまま野球部へ入部。毎日もの凄い練習を行う事になります。
朝練があるのは当たり前、夜も近くのグラウンドを借りていくらしく、学校が早く閉まるにも関わらず、練習を盛んに行っていました。
夏休みは本当に真っ黒になって、すごい大変そうです。まぁ、野球をやっている場合は、ほとんどこうなりますよね。
ちなみに成績はというと、、、下から数えて50番以内をウロウロ😅 M君曰く「全然勉強していませーーーん😄」ってあっけらかんとしていましたね。
それでも高校生活は楽しそうでした。結局高校生活って人生で1回しかないわけですから、本人の満足度で決まるんだろうなぁと思ってみていました。
その後はというと、やっぱり現役の時は受験したものの全滅。一浪して立命館大学に入っていきました。
受験ギリギリまでクラブ活動を行ったT君
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T君は成績優秀でスポーツも万能。野球部と陸上部に所属するというすごいことを行っている生徒でした。
そもそもどんだけ部活が好きやねん?!と言いたくなるのですが、勉強に関しても全く手を抜いていない状況でしたので、言葉がありません。
結局陸上の最後の大会が1月末。受験は2月です。ほとんど勉強に集中する期間はありませんでした。
しかし、T君は夜の時間の有効活用と、授業中に極力すべてを理解してしまうという事を徹底し、短い勉強時間でも成果を出していきます。
結局学年順位は常に一桁キープ。トップ高へと合格して、高校でも部活動三昧の生活を送ります。
勉強面については、「中学の頃より下がってしまった(本人談)」でしたが、長年培った勉強習慣のたまものでしょう、成績は特に足を引っ張るレベルではありませんでした。
結果、大学は現役で大阪大学へと進学することになります。
勉強を優先した事例
勉強を優先するためにクラブを調整したAさん
![](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/06/OIP.jpg)
Aさんは非常に真面目な子で、勉強面も運動面も常に一生懸命取り組む子でした。
印象的だったのが生活リズム。いつも寝る時間が早いんです。高校時代でも、22時には寝ているという規則正しさ。私が見てきた過去の生徒の中でもダントツです。
ずっとクラブ活動を行っていて、テニスをやっていました。中学は軟式、高校は硬式をやろうと考えていたようです。
しかし、硬式のテニス部がもの凄く練習がハード。軟式はそこそこで休みもある程度あり。さぁ、どうする?!となったときに、Aさんは軟式の方を選択していました。
総合的に考慮して、自分自身にとって最良な選択肢は、軟式なんだと考えたようです。
進学校に通っていましたが、その中でも成績は常に上位。勉強について、いつも計画を立てていて、自分がこの問題集を終えるのにどれくらいの時間が必要なのかを考えた行動をしていました。
そのため、テスト前になると、寝る時間が遅くなって「眠たい~😪」とよく言っていました。
でも、余り激しくないテニス部にしたため、それでもどうにかやりくりしていました。
結果として大阪府立大学へ現役で合格していきました。
やっぱり勉強を優先したいと考えたSさん
Sさんは、クラブ活動が好きなタイプで、硬式テニス部に入っていました。
元々運動が好きなタイプで、硬式テニスをやりたいと言っていたので、楽しそうで何より。
しかし、勉強の方が徐々に厳しくなっていきます。クラブ活動の朝練があって、基本的に寝不足状態。どうしようも無い状況に。。。😅
結果的にクラブ活動を止めて、勉強に力を注ぐことにしました。精神的にも本当に追い込まれていた状況でしたので、仕方ありませんでした。
結果的に、第一志望だった関西大学へ現役合格。受験勉強を優先した為に良い結果で終えることが出来ました。
結局どちらがいいの?
![](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/06/OIP-1.jpg)
両方の事例を紹介しましたが、結局どちらが良いということは言えないなぁ。。。というのが私の結論です。
例えば昨今「浪人はしたくない!」という意見がもの凄く増えた気がします。入学生を上手に確保したいと考える私立大学との狙いが一致して、推薦入試で合格していく生徒が増えたように思います。
しかし、一方で「難関国公立しか興味が無い、それ以外は絶対に嫌だ」と考える生徒も一定数居ます。当然ですが、目標達成のために浪人するのに躊躇はありません。
社会人になった後で分かることですが、長い人生の中で浪人がマイナスになることってそんなに多くありません。誰もが当たり前のように知っている事実です。
自分自身の人生設計の中で、何を優先するかということになります。クラブ活動に熱中して、結果的に良い青春の思い出となればそれはそれでよし。勉強へ集中して希望する大学へ現役合格するというのも、その人にとって自信に変わる出来事です。プラス面は大いにあります。
要するに、
人 そ れ ぞ れ
ということですね。ただし、適当に考えると後で必ず後悔します。一度きりの青春です。後悔の無いようにしたいですね😊
まとめ
今日はよくある悩みの1つである「クラブ活動と勉強の両立」について話をしました。
例に挙げたのは一部であり、上手に両立して現役で合格した教え子はたくさんいます。文武両道はそんなに珍しくはありませんよ😀
ちなみに私はというと、、、クラブを調整して高校生活を送りました。クラブに青春を費やしたかったんちゃうん?と言われたら、そうかもしれません。。。😔
でも、大学には行きたかったし、違うクラブにも興味があったので、結局中学時代とクラブを変える選択をしました。まぁ、それはそれで楽しかったので、後悔はありません😊
人の数だけ人生がある! 悩むだけ悩んで、後悔の無い人生にして下さい。
それではまたっ!
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