![ドリ太郎](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/06/school_blazer_boy2-e1623667649110.png)
先生~最近「同一労働同一賃金」っていう言葉を見たんですけど、これって何ですか?
あーそれはねぇ、同じ仕事をしている人の間に給与の差を設けないって制度のことをいいます。現在問題になっていることに、派遣社員の問題があります。実は派遣社員で働いている場合、正社員で働いている人と全く同じ仕事をしているにもかかわらず、給与が大きく異なるという実情があります。
![鈴木先生](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/06/job_teacher_man-300x157.png)
![ドリ太郎](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/06/school_blazer_boy2-e1623667649110.png)
えー、それって絶対におかしいですよ! 何でそんなことが起こるんですか?
そう思いますよね。それにはいろいろなことが絡んでいるので、簡単に説明することは難しいのですが、結局のところ、企業の都合の良い方向で人を雇い入れると、このような形になってしまうということです。
![鈴木先生](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/06/job_teacher_man-300x157.png)
![ドリ太郎](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/06/school_blazer_boy2-e1623667649110.png)
じゃあ、派遣社員なんて制度、なくしちゃえばいいじゃん。。。
それは一理ありますが、派遣社員が急に居なくなることで困ってしまう現場がたくさんあるというのも事実です。例えば、介護の現場では、多くの派遣社員の方が活躍されています。
![鈴木先生](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/06/job_teacher_man-300x157.png)
![ドリ太郎](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/06/school_blazer_boy2-e1623667649110.png)
うーん。。。厄介な問題ですね。。。😓
そうなんです。簡単に解決する問題ならば、とっくに解決しているというのが現状です。制度というものは途中で簡単に変えることは出来ない。。。本当に難しい問題です。
![鈴木先生](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/06/job_teacher_man-300x157.png)
![ドリ太郎](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/06/school_blazer_boy2-e1623667649110.png)
じゃあ、どうにもならないんですか?
このような現状があるため、今大企業を中心に「ジョブ型雇用」が進みつつあります。
![鈴木先生](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/06/job_teacher_man-300x157.png)
![ドリ太郎](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/06/school_blazer_boy2-e1623667649110.png)
ん??? ジョブ型雇用ってなんですか??
そうですね。それでは、本日はドリ太郎くんの質問に答えつつ、その辺りの解説を行っていきたいと思います😊
![鈴木先生](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/06/job_teacher_man-300x157.png)
![ドリ太郎](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/06/school_blazer_boy2-e1623667649110.png)
先生、よろしくお願いします😄
みなさん、こんにちは!
現役進学予備校ドリーム・チームの鈴木です。
本日は、ジョブ型雇用というワードに関連して、将来稼げなくなる人の特徴について解説をしていきたいと思います。
これから社会人になっていく人にとって、絶対に抑えておかなければならない内容となっています。
是非最後までご覧下さい。
それでは始めますっ!
ジョブ型雇用って?
![](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/07/70486773.jpg)
高校生のみなさんが「ジョブ型雇用」というワードを知っているとすれば、相当すごいことだと思います。意識がもの凄く高い方ですね。保護者の方々でしたら、お聞きになられている方も居られるのでは無いでしょうか。
まず雇用形態には「メンバーシップ型雇用」と「ジョブ型雇用」という2種類の形態が存在ます。
「メンバーシップ型雇用」というのは、会社に所属している人みんなで仕事を行っていくという雇用形態です。会社に入社した段階で配属先が決められ、そこで与えられた仕事を行っていくことになります。
配属先については、変更される可能性があります。例えばある部門が赤字経営状態のため、部門自体を閉鎖するとなれば、そこで勤務していた社員は他の部門へと配属転換が行われることになります。
まぁ、今の日本がほぼこれってことですね。
「ジョブ型雇用」というのは、仕事の種類・内容ごとに契約を結び、その仕事に対して報酬を支払っていくという形式です。プロスポーツ選手が行っている契約がこれに該当しますね。
アメリカでは昔はメンバーシップ型雇用が行われていましたが、細菌ではほとんどがジョブ型雇用になっています。
メンバーシップ型雇用とジョブ型雇用、どっちが良いの?という話になるのですが、それぞれの特徴は次の通りです。
このように並べてみれば、それぞれ一長一短だなぁという結論になると思います。全くもってその通りですが、だからといってジョブ型雇用への流れは止まらないと私は考えています。
日本において派遣社員が重宝される最大の理由は、正規社員という存在です。日本の正規社員というのはすごい力で守られているのです。
まず、簡単には解雇することは出来ません。例えば「おまえは仕事が出来ないからクビ~!」ということは絶対に出来ないのです。
そして、給与は年功序列で一定の待遇が認められる風潮にあります。このため正規雇用をドンドン増やしていくと、人件費が大きくなり、会社の経営状況は厳しくなっていく性質があります。
このような状況下で、職場に流動性を持たせるため、派遣社員という存在があります。人的補填を容易にし、給与も一定で抑えられるからです。(派遣社員は、ほぼジョブ型雇用ということです)
しかし、結果として雇用形態による待遇格差が発生しています。正社員の椅子取りゲームなどと言われている状況が起きている訳です。(正社員になると良いことずくめだから、正社員になりたがるということ)
そんな背景で生まれてきた「同一労働同一賃金」というものですから、結局「ジョブ型雇用」へと移行することになると思われます。アメリカも実際そうなりましたしね。
このような時代背景があるわけですから、「ジョブ型よりもメンバーシップ型雇用の方が良いな~」「ジョブ型反対~」などと言っていることは出来ないと考えるべきです。
今のうちから、ジョブ型に移行することは必須であると考えておくことが、将来の自分自身の安定へと繋がると思います。
このような状況下にもかかわらず、現状にしがみつくような状況だと結果は見えますよね。それでは、どのような人が将来稼げなくなるのかまとめてみましたので、以下をご覧下さい。
将来稼げなくなる人の特徴①:自分の出来る事を明確に出来ていない
![](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/07/l_079.jpg)
まずこれが筆頭です。これは完全に全員に当てはまることになります。
と明確にアピールすることが出来る必要性があります。ジョブ型とは、ジョブ・ディスクリプションと呼ばれる職務記述書に書かれている仕事内容をこなす事になります。
仕事内容が明確になっているからには、それが出来るかどうかが重要です。
自分が出来る事がこれだっ!と明確に理解出来ている場合は、このジョブディスクリプションに自分自身が当てはまるかどうかを考えれば良いのです。
しかし、ここが明確で無ければ、積極的に仕事を得ることが出来ません。誰でも出来そうな仕事の中から仕事を選ぶことになります。これでは報酬単価が確実に下がります。
従って、自分が出来る事を明確化することが出来ているかどうかが大きな分かれ目になります。自分自身が出来る事を明確にすることを目指すことが稼げるためには必要不可欠と言えるでしょう。
将来稼げなくなる人の特徴②:大学に入って大学で勉強をしておけば大丈夫と思っている
![](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/07/slide_0.jpg)
上の①で伝えたことの続きになります。
これから大学生になるみなさんは、このことを本当に強く意識しておいて下さい。
資格が必要な分野(医療関係・教師など)は、大学での学習はもの凄く大切なものになりますので、この限りではありません。違いが何かを抑えておく必要があります。
それは、「専門性があるかどうか?」ということです。
大学の学部・学科の専門性とは少し違います。職業的な専門性になります。
大学生の段階から何か特定の分野に対して専門性を高めようということを目的にした行動が必要不可欠ということです。
特定の分野についての専門性を高めたいと思えるのならば大丈夫です。どんどんその分野の専門性を高めるための行動を行っていきましょう!
まだ見つからないという場合は、積極的に様々な活動へ参加するべきだと思います。
いろいろなところへ旅行してみる、留学をしてみる、ボランディアに参加してみる、インターンに参加してみるなど、大学時代だからこそ出来る活動はたくさんあります。
このような活動を通して、自分がスペシャリストとして生きていく道を探してみて下さい。大学時代をなんとなく過ごしていると、いつかAIに本当に仕事を奪われる日が来ますよ。お気をつけ下さい。
将来稼げなくなる人の特徴③:ジョブ型雇用なんて広がるわけ無いと思っている
![](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2021/07/27bd6da2834b3e79b0a3f0401ba59889_t.jpeg)
「いやいや~~日本がアメリカみたいになるわけないやん~~~」
「そんな働き方が必要な分野に自分は進むつもりが無いから大丈夫やって~」
そんな風に考えている方は本当に要注意です。これから少子高齢化が進む中で、メンバーシップ型の雇用形態が継続できると考え居ていること自体が危険です。
そもそも少子化が進めば、海外からの労働力を取り入れるしかなくなります。そうなると、仕事の内容によっては海外からの労働者にドンドン奪われることが想像できます。
また、AI等ロボットの導入も間違いなく進んでいきます。そうすれば、単純作業の仕事はロボットに取られていく未来が想像できます。
要するに、時代は待ったなし!ということです。10年経ったら常識なんて大きく覆っているということです。例えば、スマホが世の中に登場して、まだ10年弱ですよ。それまではガラケーが当たり前の時代だったんです。今ではそんなの考えられないですよね? それくらい時代はすごい早さで変わっているのです。
自分には関係ない~では済みません。早い段階で行動に移して下さい。この行動の早さが、その人の将来の稼ぎを決めることになります。
目の前の現実を直視しましょう!
まとめ
今回は将来稼げなくなる人の特徴について解説をしてきました。
時代の変わり目に向かっている現状です。これって逆に言えばチャンスなんですよ?
先を見通して、行動していけば、間違いなく周りに差を付けることが出来ます。
みなさんが幸せな将来を歩めることを祈っています。先生もジョブ型ウエルカム!ってなれるよう、みなさんと一緒に努力を続けていきたいと思います。
それではまたっ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
高校生専門の個別指導塾です。
一人ひとりに適したカリキュラム・勉強法を
ご提案します。
現役進学予備校ドリーム・チーム
吹田本部校
〒565-0821 大阪府吹田市山田東2-30-12
ロイヤルハイツトクモト1F
TEL:06-6876-2511
mail:yh-info@dr-t-eam.jp
現役進学予備校ドリーム・チーム
寝屋川本部校(寝屋川市駅すぐ!)
〒572-0838 大阪府寝屋川市八坂町14-17
信越ビル2F
TEL:072-812-1077
mail:ngh-info@dr-t-eam.jp
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~