今回は、将来に関する話をします。
高1生だけに限らず、
みなさんもこのブログを読んだことを機会とし、
しっかり考えてみてください!
幸福度調査の結果
国連児童基金(ユニセフ)が9/3に公表した「レポートカード16」、
子どもの幸福度を調査した報告書のニュースをご覧になった方も多いと思います。
これには教育に携わる身として、というより一人の大人として考えさせられるものがありました。
レポート内容は、OECDとEUに加盟する38の国々の子どもの状況を
「身体的健康」「精神的幸福度」「スキル」の3分野での順位から総合順位を決めたものです。
そのうち日本の子どもは、
生活満足度の低さ、自殺率の高さから「精神的な幸福度」が38か国中37位と最低レベルだというのです。
一方で「身体的健康」では1位、
読解力や数学分野の学力、
「すぐに友達ができる」と答えた子どもの割合である「スキル」では、27位という結果だったそうです。
これら3項目を総合した「日本子どもの幸福度」は38か国中20位で、
前回2013年の6位から大きく順位を下げてしまったという記事内容でした。
この結果からいろいろなことが分析できるのでしょうが、
やはり「精神的な幸福」を感じられていない日本の子供像が大いに気になりました。
経済的には比較的恵まれていても、
学校のいじめや家庭環境、その他社会を取り巻く情勢などを理由に幸福を感じていないというのが実態なのでしょうか。
子どもは私たち大人の背中を見て将来をイメージします。
次代を担う子供たちのためにも、まずは私たちが率先して「精神的な幸福度」を上げる努力をしなければいけない!
と感じました。
そのうえで進路指導を担う者として、
ひとり一人の能力や適性に合った多様な選択肢を提供・提案できるように努めよう!
という思いを新たにしました。
これからの選択に関して
さて、各高校では2学期を迎え、
高1生のみなさんには文理選択という最も大切な選択の時期が迫ってきていることと思います。
「俺は国語が嫌いやから理系かな?」とか
「中学校の先生に『お前の頭は文系や』と言われたから文系にするわ!」、
他にも「理転は難しいけど、最悪文転ならできるんで、とりあえず理系にしておこう…」といった安易な理由で
選択してしまうと後悔することになりかねない、ということはわかっている…
だから今年はオンラインでのオープンキャンパスに参加してみた、
文系理系いろいろな学部の話も聞いてみた、
部活の先輩にもアドバイスをもらった、
でもいまいちピンと来るものがなかった…
という悩みを持っている方は、ぜひ現役進学予備校ドリーム・チームの進路・学習相談にお越しください!
進路選択のヒントが得られるかもしれませんよ!!
もう一つデータを
最後に、ソニー生命株式会社が2019年にリリースした「中高生が思い描く将来についての意識調査2019」から、
「自身の将来(1年後、3年後、10年後)について、
明るい見通しをもっているか、不安を抱いているか(図1)」、
「自分の10年後を具体的な考えているか(図2)」、
「将来なりたい職業(図3)」についてのアンケート結果を転載します。
皆さん、どうですか?
読んでみてほとんどの方が、「自分も一番多いところにいるわ~」と思われたのではないでしょうか?
なにか将来やりたいことが決まった時に、
なりたい自分になれない自分がいると、後悔しかありません。
周りでも「もっと勉強しておけば良かった~」という声はよく聞くかと思います。
後悔先に立たず。
今から行動を起こして、夢を掴みましょう!!
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