第3回 全統共通テスト模試 現代文解いてみました!

2021 10/29
第3回 全統共通テスト模試 現代文解いてみました!

先日実施された河合塾の「第3回全統共通テスト模試」

「この模試で具体的に志望校を決める」という人もいると思います。

今回は、この模試の現代文、第1問の評論文を解いてみた感想です!

第一印象は、

「非常にオーソドックスな出題だな~」

ちょっと上から目線で申し訳ないですが…

いい意味で評論文の王道!って感じた次第です。

「有用性の蝕」をキーワードに、哲学者の筆者らしい考察と論の展開でした。

「蝕」は「欠ける」という意味、日蝕とか月蝕とかの蝕(しょく)ですね。

おおまかな本文の内容です。

近代以降の徹底化や全体化が有用性の連鎖を生み、                                                                                                結果的に対象を本質的な無用性に転じさせるというパラドクス…                                                                                      (弱い?)私たちは、それによって生じる空洞化を補うために、                                                                                      フィクションである目的=「神話」を(無理やり)作ろうとする。                                                                                   「自分や他人、人類のため」「長寿の夢」等々。                                                                                                                            (オウム真理教の「空中浮遊」には、思わず笑ってしまいましたが)                                                                                                         しかし、どんなにそれらしい神話のベールで包んでみても、                                                                                                                                  その先にあるのは「無限の闇」…                                                                                                                        この逃れがたい闇の中でも、私たちは生き、存在する。                                                                                                                   むしろ真っ暗な闇だからこそ、生は輝くもいえる。                                                                                                             だから…この有用性の極北にある闇から目をそらすことなく、                                                                                                                           神話とも距離を保って(強く)生きること、                                                                                                     それこそ「役立たずのヒューマニズム」、「凛々しい」生き方である。

個人的には非常に興味深い文章でしたが、

受験生のみなさんは読み取れたでしょうか?

設問も内容把握を前提に組み立てられていて、

意地悪(?)なひっかけ選択肢もなく、

標準的な難易度でだったんではないでしょうか?

ただ、点数が伸びた人とそうでない人とは差が開いたかもしれません。

普段聞きなれない用語であったり、「~化・~性・~的」な熟語の多用、

少々理屈っぽい(?)思考や表現などが難しく感じさせたかもしれません。

何よりもおそらく25分程度の制限時間は厳しいですよね。

「評論文は、本文一読が勝負!」

いくらテーマに関心がなく、複雑怪奇に見える文章でも、

筆者の評論対象は明確で、かつ主張は一貫しているものです。

私がいつも生徒に言う「攻めの読解」で必ず乗り越えられます!

最初に設問に目を通し、内容一致問題にはあらかじめ当たりをつけておくことも必要でしょう。

1月15・16日の共通テストまで残り80日足らず。

今年1月の共通テストで出題された『江戸の妖怪革命』や、

今回の模試のようないわゆる「評論文」が出題されるのか、

試行調査等にあったように、資料の読み取りを含んだ情報処理力が試されるような

「説明的な文章」が出題されるのか…

どんなタイプの文章が出題されても対応できるように準備しておきたいですね!

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました


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