【大学受験必勝法!】得意科目を作ろう!

2021 6/10
【大学受験必勝法!】得意科目を作ろう!

こんにちは!
現役進学予備校ドリーム・チームの鈴木です。
本日も暑いですね~
皆さん、体調管理は大丈夫ですか?
本格的な夏に向けて、準備を整えていって下さい。

さ~本日の話題に行きましょう。
当たり前といえば、当たり前の話をします。
大学受験を勝ち抜く人の特徴的な話ですので、
是非最後までお付き合い下さい^^

目次

大学受験の特徴

大学受験の受験科目は、当たり前すぎますが以下の通りです。

大学種類受験科目数
国公立大学5科目すべて
私立大学1科目~4科目

国公立ならば、共通テストがあるために5科目受験が基本になります。(一部異なる大学あり)
私立大学ならば、1科目から受験できる大学があり、多くは2科目または3科目受験になります。

科目数が少ない方が良いのかと言えば、一概にはそう言い切ることは出来ないと思います。科目数が少ないと言うことは、その分その科目を極めてくる受験生が増えるため、競争が激しくなります。結果として、ボーダーラインの底上げがあるために、高得点を求められる入試になる場合が多いのです。まぁ、みんな考えていることは同じだってことです。

また、大学受験の問題は、学校で習っていた知識を組み合わせたもので解けるように構成されているのですが、ほとんどの場合が一度見たことがあるような問題ではありません。すなわち、すらすらと解ける場合もあれば、全然分からないとなる場合もあるということです。当然のことですね。

このようなテストごとの出来具合のバラツキは、少ない方が有利に決まっています。このバラツキが少ない科目というのは、得意科目であることが多いので、得意科目を持っている方が圧倒的に有利であると言えます。では、どうやって得意科目を作っていくのでしょうか。そちらに話を移していきます。

得意科目の作り方

得意科目を持っている生徒に、どうやって得意科目を作ってきたのか?と長年質問を続けてきました。その結果は、非常にシンプルでした。それは、

得意科目になっている科目に対する勉強量がもの凄い!

ということです。「なーんだ、たくさん勉強するってことやん。何も特別じゃないやんか~」という声が聞こえてきそうですが、単にたくさん勉強をすれば良いというわけではありません。ポイントは、

①継続的に学習を行っている。
②反復回数が10回以上行われている。
③自分自身で理解出来るまでやり抜いている。
④誰かに習うのではなく、自分で学ぶ姿勢を持っている。

というものです。例えば、英語が得意科目になっている生徒の反復回数を見ていると、ほぼ毎日英語に触れ続けています。英語で日記を毎日書き続けている(帰国子女の生徒)とか、TOEFL用の問題集を完璧になるまで徹底的に反復を続けていた(留学した生徒)とか、高1の終わりから高2の最後まで、毎日英語長文を1題全文和訳していたなどです。これらの生徒の特徴は、英語の共通テスト模試をやらせると、毎回間違いなく9割以上を取得します。得意科目とは、このような形で作られていくものなのです。

受験を行う上で、得意科目は絶対にあった方がいいです。よって意識的に得意科目を作り出すことが出来ると、受験を有利に進めることが出来るようになります。まずは、

自分の得意そうな科目、好きな科目

を決めて、毎日毎日触れ続けてみて下さい。「あーこの科目は違うなぁ。。。」と思ったら、途中で辞めてしまって大丈夫です。色々と試行錯誤を行ってみて下さい。

そして、これは本当に大切なことですが、

自分の中でモヤモヤすることは、絶対にそのままにしないこと! 分かる人に聞いて下さい。友達でも学校の先生でも塾の先生でも、誰でも良いです。自分自身が納得できる答えを返してくれる人に、質問をするようにして下さい。

私自身の経験談ですが、赤本の解き方が分からないために、塾に行っていなかった私は、学校の先生に質問に行きました。数学の問題だったのですが、1h程考えられた末に、「わからない」と言われました。学校の先生でも解けないんだから、自分が解けなくてもいいか~とそのときは思ったのですが、大学に行って大学の授業を受けていく中で、過去分からなかったことが分かるようになっていくのです。隣に居た友人が言った台詞が強烈に印象に残っていて、「あぁ、高校生の頃に塾で習ったわ」というもの。

何それ?おかしい。平等じゃない。そんなの知った上で受験に臨みたかったわ!

まぁ、これが私自身が塾の先生になろうかなぁと思うようになったキッカケです。話が横にそれましたね。
あ、学校の先生をディスっているわけじゃないですよ。私自身、化学の先生にはもの凄い感謝をしています。この先生の授業を受けていただけで、偏差値80までいけましたから。重要なことは「ちゃんと分かっている人に質問をする」ということです。身近にそんな人がきっと居るはずです。居ないよ。。。という場合は、当塾にお問い合わせ下さい^^

得意科目の有効性について

得意科目があると、受験がもの凄く楽になります。それは、

①苦手科目のカバーができる。
②得意科目の平均点が低ければ、ライバルと差を広げられる。

のです。①はわかりやすいですよね。共通テストはともかくとして、私立入試や国公立2次試験では、受験生の皆さんを間違いなく救ってくれるものです。②は、わかりにくいかもしれません。例を挙げると、平均点が60点のテストで、100点(+40点)を取るよりも、平均点が30点のテストで80点(+50点)を取った方が価値が高いということです。

厳しい倍率の中で、それでも合格をつかみ取ってくる生徒に共通しているのは、特にこの②の効果だと思います。表面的な勉強では、絶対に達成することは出来ませんが、高1高2生の方々ならば、今からでも十分に得意科目を作り上げることが出来ます。保護者の皆様、是非ともお子様へのアドバイスをしてあげて頂きたいです。よろしくお願いいたします。

最後に

大学受験って、短期間でどうこうできない、本当に大変なイベントだと思います。ここが、高校受験とは決定的に違う点です。

社会に出て成果を出すというのは、大学受験と同じような感覚を覚えます。社会に出たらこれの繰り返しになるわけですから、今のうちから慣れておくのは本当に大切だと思います。
(とはいえ、社会では苦手があることが大問題になるわけではないので、逆に楽かも?)

それではまたっ!

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