昨年までのセンター試験にかわって新しく始まる「大学入学共通テスト」の出願が、
10月8日に締め切られました。
現役生のみなさんは通っている高校への出願をすでに済ませていることと思います。
出願後の動き
この後は、10/27(火)までに大学入試センターから送られてくる「確認はがき」を見て、
保管してある志願票のコピーと照らし合わせながら、
記載内容に誤りがないか確認することになります。
訂正できる期間は、11/4(水)までと短くなっていますので、
受け取ったらすぐに確認することが大切です。
その後12/15(火)までに受験票が送られてくるという流れです。
![](https://geneki-shingaku.jp/wp-content/uploads/2020/10/現役進学予備校ドリーム・チーム01.jpg)
出願状況に関して
ところで締切最終日17時現在、大学入試センターの発表によると、
出願総数は514,651人と、昨年同日比で16,266人、3.1%の減少となりました。
内訳をみると現役生が昨年比99.89%の440,555人とほぼ昨年並みであったのに対して、
既卒生(浪人生)が昨年比82.4%の74,096人と減少幅が大きくなっています。
<詳しくは独立行政法人大学入試センター で確認してください。>
世の中の状況と合わせて考えると、、、
本試験の第1・第2日程別の出願状況は来週に、
そして最終確定志願者数は12月を待たないといけませんが、
この数字を見て予想よりも現役生の出願者数が多いなと感じました。
来春の18歳人口が2万6千人程度減少するのに伴って、
共通テストの出願者数も減少が見込まれていたことからすると、
出願した高3生が予想以上に多かったといえます。
これはもちろん新型コロナウィルス感染症の影響が大きいでしょう。
各高校では例年以上に私立大専願者に共通テスト受験を勧められている現状があると聞きます。
多くの私立大が実施する共通テスト利用方式は、
共通テストの成績のみで合否を判定する方式のため、大学に赴く必要がありません。
つまり感染リスクを避けることができることから、
当初は一般選抜での受験を考えていた受験生も積極的に共通テスト利用方式を検討していると考えられます。
また万一新型コロナに罹患して一般選抜が受験できなくなった場合、
共通テストの成績を代用して合否判定すると表明している大学があることも、出願を後押ししているでしょう。
例年国公立大志望者が私立大の併願を考える場合はもちろん、
私立大専願者においても共通テスト利用(旧センター利用)は、
受験料が比較的安いことも手伝って盛んではありましたが、
今年はより共通テスト利用が激戦
になりそうです。
関西圏では、受験生に人気の高い関西大学が全学部において後期日程を廃止し、
共通テスト併用のチャンスを増やすなどの変更を予定しています。
龍谷大でも共通テスト併用方式の充実を図るなど、
受験生の動きに関わる共通テストに関する制度変更が各大学で行われます。
どの私立大学をどの方式で何回受験するかによって、合否の結果は大きく変わります。
共通テストまで100日を切った今、受験生のみなさんは受験スケジュールを考えるタイミングを迎えています。
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