大学受験の基礎知識 #2 【早めのスタートがカギ 知識系インプットを進めよう!】

2021 5/26
大学受験の基礎知識 #2 【早めのスタートがカギ 知識系インプットを進めよう!】

みなさん、こんにちは!

寝屋川駅から徒歩2分、現役進学予備校ドリーム・チームの新田です。

久しぶりの更新となりました…すみません。

これからは定期的に更新していきますので、よろしくお願いします!

さて、この時期は21年度入試を受けた生徒たちの得点が、各国公立大学で開示されます。

先日、見事第一志望に合格した元塾生から連絡がありました。

「お久しぶりです!この前二次試験の開示があって、英語と数学が撃沈し、冗談抜きで国語だけで受かってました!(ちなみに国語は約8割ありました!!!が、他の教科は聞かないでください汗)本当に本当に本当にお世話になりました。また伺います!」

この生徒は、どちらかというと数学と英語が得点源だったんですが…入試ってわからないですね。

ただはっきり言えることは、苦手だからって決してあきらめることなく、二次国語の対策を頑張ったということ。

あとに続くみなさんも教訓にしたいですね!

目次

受験の3原則について話します!

さて、私が本格的に受験勉強を始める生徒にいつも話す「3原則」についてご紹介したいと思います。

一見当たり前のようですが、

最も本質的で、これからしんどい時間をともに乗り越えるためには、

最初に生徒との間にコンセンサスを作っておく必要があります。

原則➊ 受験勉強は「有期」である!

みなさん、受験まで具体的にどれくらいの時間が残されているかをイメージできていますか?                                                       

新高3生の5月で、

共通テストまでは8ヶ月、国公立二次試験前期までも9ヶ月半しかありません。

これを国公立志望なら7科目で割って数値化すると…、

1科目にかけられる時間の少なさにみんな例外なく驚きます。

「これはヤバイ!」

を実感し、危機感を持つ瞬間です。

毎年多くの受験生を見ていると、残念ながら満足する結果が出ない生徒もいます。

そこにはいろいろな原因が考えられますが、

圧倒的に多いのは「時間が足りなかった」という理由です。

受験までにやるべきことが網羅できず、タイムアップしてしまうのです。

こうならないためには、本格的に受験勉強を始める段階で

「現状の自分の立ち位置を客観的に認識する」必要があります。

これは社会人でも大変で、どうしても自分を高く見積もってしまいがちです。

しかし、「この能力が高いほど目標を達成する確率が高い」

とも言われています。

受験において立ち位置とは、

現在の自分の実力と、志望校合格のために必要な学力との差(距離)

です。

ここが全てのスタート、つまり「学習の初期設定」です。

目標との距離が客観的に認識できれば、

この差を埋めるために「何を」「どんなペースで」「いつまでに」「どれくらい(何周)」やればいいかが見えてきます。

「これさえやれば大丈夫!」

と思えればしめたもの、

あとは計画を信じて頑張るだけで成績は伸びていくのです。

こう見てくると、やはり早めのスタートは大切ですね。                                         

みなさんの現状をどうでしょうか?                                           

単純に勉強時間を増やさないといけないかもしれませんし、

日々の勉強に無駄がないかを再点検する必要があるかもしれませんね。

原則❷ 合否の分かれ目は「知識量の差」

「知識」と聞くと、英単語や歴史の年号のような「単純知識」が思い浮かびますが、

ここでは数学の解法や物理の公式理解などの「理解知識」も含めた、

大きな意味での「知識」を指しています。

そして合格する生徒に共通しているのは、

知識量が圧倒的に多い!

という点です。

くどいようですが、これは単に「物知りだ」ということではありません。

2年前に大阪大学に合格した生徒が話してくれました。

「問題集を繰り返し解いてたら、数学というもの(の本質)が分かった気がしました!」

悟りを開いた仙人(?)のコメントみたいですが、

本人によると「こういう風に聞かれたらこれ(この考え方)を使う!という解法ツールがそろった」

という意味だそうです。

「自分には数学のセンスがないから・・・」

とか、

「小さいころから読書してないから読解力がないんです・・・」

といったコメントをよく聞きます。

確かにセンスはないよりあったほうがいいし、幼いころの読書量は感性を磨くでしょう。

しかし、大学入試で試されるのはそのような類のものではなく、

「知識の蓄積量」です。

数学の先生がみなさんの質問に初見でさっと答えてくれたり、

現代文の先生が難解な評論文のテーマについて雄弁に語ったりするのは、

決してセンスがあるからではなく、

豊富な知識の蓄積があるからなのです。

(もちろんセンスもあると思いますが…)

言い換えれば、先生たちの頭の中には

過去に同様の問題を解いた経験や、

同様のテーマについて扱った経験が、

「既視感」となって浮かんでいるのです。

(*ここでいう既視感はデジャブのことではなく、過去に実際に体験したことと似た体験をする感覚といった意味です)

つまり、

「知識を蓄える」ということは「既視感を養う」ということ、

「この問題はFocus Goldのあの解法で攻略できそうだ!」

とか、

「この文法問題はVintageのあの問題の類題だ!」

という感覚が持てるようになるということなんです。

もちろん知識を身につけるためには、

問題集を1周、2周と繰り返す物理的な時間が必要です。

人が2周で身につけられる知識に、

自分は3周を費やす忍耐力も必要かもしれません。

しかし確実に言えることは、

「志望校の出題レベルに合った参考書・問題集を網羅的に反復学習し、

典型題については瞬殺できるレベルにまで到達できれば、合格点は必ず取れる!」

ということです。

先ほどの数学の問題について言うと、

一見複雑に見える融合問題も、

基礎的な思考の組み合わせで成り立っている

ことがほとんどです。

つまり

「すべての問題は典型題につながっている」

といえるのです。

逆にいえば、典型題につながらないような問題は、

悪問=捨て問だと考えていいということです。

なぜならそのような問題への対策を立てることは難しく、

ここで差をつけられることはないからです。

知識を蓄え続けることの大切さ

をお伝えできたでしょうか?

どんなに能力のある人でも、

全く未知の問題を解いたり、

未知のテーマの文章を読んだりすることは困難です。

すべて前提となる知識や経験を持って、

それらと比較対照しながら思考しているということですね。

ドリーム・チームでは志望校に合わせた推奨最適教材について、カウンセリング面談においてアドバイスします。

学習計画にお悩みの方はぜひ、校舎までお越しください。

原則❸ 蓄えた知識を「使える知識」に変換

受験の成否を分けるポイントが「知識量」にあることは理解いただけたでしょうか?

単語や各種用語はもちろん、理数科目の解法理解においても、

解答解説をうまく利用しながら、

インプットを進めることが大切ですね。

しかしながらこうして身につけた知識も、

本番で使えないものであっては意味がありません。

人間は一度聞いたり学習したりしたことは

短期記憶として一時的に脳に蓄えられますが、

何もしないとほどなく記憶から消滅してしまいます。

「エビングハウスの忘却曲線」を見たことのある人もいるかもしれません。

「前にやったような気はするけど…思い出せない」

という状態ですね。

そうなってしまわないようにお勧めするのが次の3つの方法です。

本番を想定したインプット学習

例えば英単語の学習をする際みなさんはどのようにしていますか?

「ひたすら書いて体で覚える」

「声に出して耳で覚える」

「赤シートで隠して覚える」

など自分なりのやり方があるかと思います。

大切なことは

必要な時に速やかに記憶から取り出せるようにすること、

お勧めしたいのはワードカードを使ったテスト形式での暗記です。

2周目以降になってくると、場所で覚えてしまうことも少なくないので、

テスト形式でランダムに覚えるのは効果的です。

また文系理系問わず苦手な人が多い古文単語についても、

本番を想定した学習は大切です。

複数の意味をその語源イメージに沿って覚えることが大切ですし、

特に活用語については実際の例文と併せて実践的に学習すると効果的ですね。

「せっかく覚えた単語なのに、本文中で使われていることに気づかなかった…」

では残念すぎます。

ここで大切なことは、

インプット学習が平板な作業になってしまわない

ことです。

「本番で使えない知識は身についていないのと同じ!」

という意識で緊張感をもって日々取り組みたいですね。

反復学習

突然ですが、

みなさんは人の顔や名前を覚えるのは得意ですか?

よほど特徴のある、例えばレアな名字だったり、

ありえないくらいの美形(?)ででもない限り、

一見で覚えるのはまず不可能ですよね。

それでも覚えなければならないとなった場合は、

「見る回数を増やす」

以外にありません。

特徴のない(?)顔でも何回も見ていればそのうち覚えてしまう、

ということです。

勉強においても、

知識を長期記憶に蓄えるためには、

反復学習は欠かせません。

その際意識してほしいのは、

一度にすべてを覚えようとせず、「一定期間を置いたあとに」復習する

という長期計画のビジョンです。

人によっては一つずつ分野をつぶしながら、

着実に前進したいということもあると思います。

しかし学習リズムを保つ意味でも、

まずは基本レベルを一周、数か月後の次周回でレベルを一段上げよう!

という思考法がいいようです。

決めたペースで前へ前へ進んで、忘れたころに復習!

ですね。

意味づけストーリー学習

最後はみなさんもすでに実践しているかもしれません。

知識を長期記憶に蓄積するには、

一つ一つを単発で覚えるのではなく、

関連付け、意味づけて覚えるのが効果的だ

ということです。

日本史や世界史を、

歴史の流れを無視した「日本史」や「世界史」の学習では、

なかなか成績が伸びないのが代表ですね。

新しい知識に出会ったら、何かに例えたり、既に知っている知識と結びつけたりしてみましょう!

一見バラバラに見える知識を、自作のストーリーのもとでキャスティングして印象付けることもいいかもしれません。

古文単語をゴロ合わせで覚えたり、古文文法を歌にしてみたり…

成績が伸びる生徒はおしなべて工夫上手

自分なりのやり方を見つけて、

楽しみながら知識量を増やしています。

受験勉強といっても決して苦行ではありません。

どうせやるなら少しでも楽しまないと損ですよね。

ここまで「受験勉強の3原則」について話してきました。

本番までの限りある時間を、

日々新しい知識の習得に努め、

それらを使える長期記憶に変換していく

ことこそが受験勉強だと言えます。

「どんな教材を使って」「どのようなペースで」「いつまでに何周させるか」

という学習プロセスをナビゲートするのが私たち塾の役目です。

勉強するのはほかでもない、

受験生のみなさん!です。

現役進学予備校ドリーム・チームでは、

一人ひとりが納得する形での学習計画づくりとその進捗管理

に万全を期しています!

最後まで読んでいただきありがとうございます!

次回は大学受験の基礎知識#3【模試の活用法】についてお話する予定です!


現役進学予備校ドリーム・チーム(寝屋川市駅すぐ!)
大阪府寝屋川市八坂町14-17信越ビル2F
TEL:072-812-1077
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